日本で最初にネットワークビジネスの歴史を切り開いた会社を知っていますか?
ネットワークビジネスの歴史を日本で最初に切り開いた会社は、タッパーウェアという会社です。
タッパーウェアは、調理でもよく使われるタッパーなどをはじめとしたキッチン用品を展開しているネットワークビジネスの会社です。
その後はキッチン用品だけでなくいろんな業種において「ネットワークビジネス」のマーケティング手法を利用した製品展開がされてきました。
しかしご存知の通り、世間的イメージがとにかく悪い。
なぜこんなに悪くなってしまったのか・・
今回はイメージが悪くなった理由を踏まえて、ネットワークビジネス100年の歴史を振り返っていきます。
こんな方におすすめの記事です。
- ネットワークビジネスの歴史の変化が知りたい
- ネットワークビジネスの “最新の歴史” が知りたい
ネットワークビジネスの歴史の始まり
今回、みなさんとご縁を持つことになったMLM (ネットワークビジネス)の歴史についてについてまとめてみます。
どういった経緯で、どういった背景で、マーケットに浸透していったのか?
そして今、この現在のマーケットに通用するものなのか?
ご縁をいただいたみなさんが時代錯誤の被害者にならないためにも、ネットワークビジネスの歴史を共有できたらと思います。
MLM (ネットワークビジネス)は、マルチ・レーベル・マーケティングと言います。
ネットワークビジネスの歴史が始まったのは、1920年代のアメリカ合衆国のカルフォルニアと言われています。
約100年も昔のことです。
当時のアメリカ合衆国はどんな感じだったと思いますか?
第一次世界大戦後の好景気の時代だったと思います。
大衆消費と経済成長の時代から1929年のウォール街大暴落の世界恐慌を経て経済復興に10年以上を要した時代でもあります。
映画で『アンタッチャブル』って知っていますか?
悪法として名高い禁酒法を背景のマフィアのアル・カポネと財務捜査官エリオット・ネスとの戦いの映画です。
この映画の時代背景がまさにネットワークビジネスの歴史の始まりの時です。
この頃のメディアって、想像つきますか?
テレビも増えてきていますが、ラジオが全盛期。
映画が最高の娯楽だったようです。
コミュニケーションの手段の一つである電話も交換台で手作業で繋げてもらっていた時代です。
広大なアメリカ合衆国をマーケットにどうやったら、資本の小さい企業が広報していけるか?
そんな中で、口コミによる伝達手段を用い効果的に広報していく、広報活動を担ってくれたメンバーに対しコミッションを支払い、組織を大きくしていく、、、
このマーケティング戦略こそが、新しいビジネススキームとして登場したと言われています。
まさに、ネットワークビジネスの歴史の始まりです。
当時の状況を想像すると、口コミにより商品の流通を増やしていくビジネスの可能性を感じます。
一軒一軒の訪問販売から、効果的に物流を起こせるシステムとして、高額な広告を必要としないスキームとしてMLMが普及していくことも頷けます。
しかし、この新しいビジネススキームの評判を利用して、悪質な企業が横行してきたのも事実のようです。
正当にビジネスを展開している企業にも疑いの目が向けられるようになってきて、海外へ進出する企業が出てきました。
ここからが、日本でのネットワークビジネスの歴史がスタートします。
日本にネットワークビジネスの歴史を最初に刻んだ会社は?
日本には、いつ頃からネットワークビジネスが入ってきたのでしょうか?
日本でのネットワークビジネスの歴史を辿ると、1960年代に台所用品のタッパーウェアが日本初だと言われています。
私も1970年代ですが子供の頃、近所でのホームパーティーに祖母と行った記憶があります。
子供たちは、お菓子を食べて遊んで、大人たちは、調理したものを保存するための実演をしていたかと思います。
帰りには、祖母は袋に満杯のタッパウェアを持っていたのも記憶しています。
次いで、ネットワークビジネスの歴史に名を刻んだ会社は、ミキプルーンの三基商事です。
1970年代になり、MLMのブームが到来していくようです。
この当時、各家庭には、受話器の重たいいわゆる黒電話。
家庭に一台しかないので、長電話なんて、許されない・・・
コミュニケーションの手段として電話は市民権は得ていましたが、長電話できないので、アポの約束も取りやすかったかもしれません。
ビジネスの会員(販売員)としての登録のために、高額な登録料を負担させられたり、新規会員をリクルートできただけで、コミッションを得ることができるシステムにしたり、、、
商品の物流が目的ではなく、会員の勧誘や利益の追求が目的になってきて、社会問題にもなってきました。
この頃からの負のイメージが『マルチ商法』が悪いイメージになってきたようです。
まさにここから、ネットワークビジネスの歴史に「悪徳商法」というイメージが広がっていきます。
1980年代になり、扱う商材も多岐にわたり、高額な商材や投資などを扱う企業が出てきました。
豊田商事の永野社長が取材陣の前で刺殺される事件など、『マルチ商法』の負のイメージが、悪徳商法といったイメージに大きく塗り変わった時ではないかと思います。
その後ネットワークビジネスの歴史はさらに動きます。
行政面や法律面で、消費者の相談窓口や特定商取引に関する法律(特商法)などの整備がされたのです。
まさに高額な商材などの押し売りによる個人の被害を拡大しないための、国としての取り締まりです。
ネットワークビジネスの歴史が大きく動いたと言えるでしょう。
しかし、法律が整備されている今でも、まだまだ押し売りなどの被害を受けている人はたくさんいます。
この被害者を増やさないためにも、自分がネットワークビジネスの活動をするときは、時代背景なんかの情報を持って正しいネットワークビジネスの活動を行っていく必要があると思います。
ネットワークビジネスの歴史まとめ
結局、ネットワークビジネスの歴史の始まりはアメリカでの「口コミによる商品展開の戦略」をきっかけに始まりました。
この手法を日本でネットワークビジネスとして歴史を最初に刻んだのは「タッパーウェア」です。
しかしその後、日本でのネットワークビジネスの歴史は次第に市場規模が多くなっていきましたが、会員の勧誘や利益の追求が目的になってきてしまい、「悪徳商法」のイメージが大きく広まってしまったのです。
悪徳商法のビジネスには手を出したくないですよね。
ですが、悪徳商法のイメージがあることを認識しながら、ネットワークビジネスの歴史が築きあげた「仕組み」に納得してビジネスを始める人もたくさんいらっしゃいます。
イメージが悪いのになぜネットワークビジネスの歴史は途絶えないのか。
権利収入の魅力を捨て切れないからです。
権利収入は月に千円、1万円、10万円、100万円以上も労働せずに稼げる可能性を秘めているビジネスです。
しかし、多くの人は自分の収益を上げるために「ネットワークビジネスに興味のない人」へ片っ端から声をかけて商品を押し売りしたくなります。
興味のない人へ無理に勧誘してしまうからこそ、「ネットワークビジネスは悪徳商法」と言われてしまうのです。
でも、権利収入の魅力は捨て切れない。
では、どうすれば「悪徳商法」と言われずに権利収入を稼げるようになるのでしょうか。
興味のある人だけを勧誘すればいいのです。
家族も知り合いも勧誘せず、興味がある人だけを勧誘できる手法は「ネットを活用した勧誘」で実現できます。
口コミで勧誘して知り合いに「それ悪徳商法じゃない?」とは言われず、相手から進んで興味を持ってくれるのはとにかくノンストレスです。
ネットワークビジネスの歴史の中で、ネットの活用はすでに必須となっています。
一度は知っておきたい「ネット集客のネットワークビジネス」の話の続きはこちらから。
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