ねずみ講とマルチ商法の違いは、商品の流通有無だけではありません。
意外と知らないねずみ講とマルチ商法の違いは、この記事で完全に理解しましょう。
本記事はこんな方におすすめの記事です。
- ねずみ講とマルチ商法の違いがよくわからない
- ねずみ講とマルチ商法がどんなビジネスなのか知りたい
この記事読めば、ドヤ顔で相手に説明できるようになりますよ!
目次
ねずみ講とマルチ商法の違い
意外と説明できない「ねずみ講」と「マルチ商法」の違い。
ねずみ講とマルチ商法は仕組み上同じに見えがちですが、いくつかの観点で重要な違いがあります。
結論、ねずみ講とマルチ商法は以下の点で違いがあります。
- 商品の流通の違い
- 法律的な観点の違い
- 報酬が出る仕組みの違い
ねずみ講とマルチ商法の違いについて、商品があるかないかという違いの認識がある人は多いのですが、厳密にはそれだけではありません。
では、これらの違いを順番に解説していきます。
①商品の流通の違い
ねずみ講とマルチ商法の違い1つ目は、商品の流通の違いです。
商品の流通とは、言い換えればビジネスモデルのことを指します。
まずは図を見て一瞬で理解してしまいましょう。
ねずみ講とマルチ商法には、上記の図のように「お金しか動いてないのか」と「お金の対価として商品を受け取っているのか」の違いがあります。
ねずみ講では会員費などの費用のみが動くビジネスですが、マルチ商法は費用を払って商品を購入することになります。
そしてこの「商品があるのかないのか」という違いが、法律的な違いを生み出します。
②法律的な観点の違い
ねずみ講とマルチ商法の違い2つ目は、法律的な観点の違いです。
結論から申しますと、ねずみ講は「違法ビジネス」であり、マルチ商法は「合法ビジネス」です。
商品がなく金品のみが流通するねずみ講と呼ばれるビジネスは「無限連鎖講」と呼ばれ、このビジネスに関わった方は法律で罰せられます。
例えば、ねずみ講(無限連鎖講)を社会から撲滅するために、こんな目的で国が法律を定めて取り締まりをしています。
この法律は、無限連鎖講が、終局において破たんすべき性質のものであるのにかかわらずいたずらに関係者の射幸心をあおり、加入者の相当部分の者に経済的な損失を与えるに至るものであることにかんがみ、これに関与する行為を禁止するとともに、その防止に関する調査及び啓もう活動について規定を設けることにより、無限連鎖講がもたらす社会的な害悪を防止することを目的とする。
無限連鎖講の防止に関する法律 第一条
わかりやすく言うと、「高額な商品を買わせて経済的被害者を負わせる連鎖を防止するためにこの法律があるんだ」と言うことが書かれています。
でもねずみ講だけじゃなくてマルチ商法も悪いビジネスのイメージなんだけど?
そうなんです。マルチ商法は合法ですが、被害者が続出しているんです。
そもそもマルチ商法は、誰かに紹介して報酬がもらえるという仕組みで自社製品を展開するマーケティング手法の一つです。
個人の人はこの報酬が欲しいがために、「相手が不快になる勧誘」してしまうのです。
早くマルチで稼ぎたいという焦りの感情が、相手に不快な思いをさせてしまうんですよね・・
このような被害者を出さないために、ねずみ講と同じくマルチ商法(連鎖販売取引)についても法律を定めて金銭的、精神的被害者を出さないよう取り締まりをしています。
つまり、ねずみ講もマルチ商法も法律で取り締まりを行っているのです。
ただ、ねずみ講の法律は “ねずみ講のビジネスを撲滅するための法律” であり、マルチ商法の法律は “正しいマルチ商法の活動を行ってもらうための法律” というイメージになります。
③報酬が出る仕組みの違い
ねずみ講とマルチ商法の違い3つ目は、報酬が出る仕組みの違いです。
ねずみ講とマルチ商法では、この報酬が出る仕組みが違うからこそ、違法合法の違いが生まれてしまいます。
まずねずみ講は、ほとんど1回きりの支払いで終わります。
ねずみ講は誰かを会員への紹介に成功した時に報酬が出ますが、この会員に新しくなった人が支払った会員費などが分配されることで報酬が支払われます。
そしてこの報酬は毎月続くわけではなく、紹介をし続けないと報酬は継続してもらうことができません。
一方マルチ商法は、誰かへ製品の紹介に成功したときに報酬が出ますが、この報酬は会社から紹介に成功した報酬として支払うものであり、継続的な収入(権利収入)になります。
ねずみ講は会員が新規登録されるたびに報酬を分配。マルチ商法は会社の商品を紹介できた報酬として継続的に支払われる。
つまり、やるならねずみ講ではなくマルチ商法ということだね。
そうですね。では、マルチ商法とはどんなビジネスなのかを解説していきます!
始めるならねずみ講ではなくマルチ商法
ねずみ講とマルチ商法の違いをここまで解説してきました。
結論、ねずみ講はするな。するならマルチ商法といったところですが、実はマルチ商法も世間的には嫌われてるビジネスです。
しかし、マルチ商法で月収100万円以上を稼ぎながら多くの人脈を作って輝いている人もいます。
いろんな可能性があるビジネスですが、誰にでもマルチで成功できる可能性はあるのでしょうか。
マルチのビジネスがほんの少しでも気になるなら、まずは世間から見たマルチ商法の事実を押さえておきましょう。
マルチ商法は世間の嫌われ者
ねずみ講はもちろんですが、マルチ商法も世間から嫌われています。
これにはいくつか理由があるのですが、特に “ねずみ講とマルチ商法はビジネスの仕組みが似ている” とされているため、よく「ねずみ講=マルチ商法」と間違われます。
このような間違われるのもマルチ商法が嫌われる大きな理由の一つです。
そしてもう一つマルチ商法が世間的に嫌われる理由として、 “相手が不快になる勧誘活動をしてしまう” といったことも挙げられます。
もしかすると、過去にマルチの勧誘を受けた時相手がしつこかった。といった経験をされた方もいるかもしれません。
ここまで聞くと、マルチのビジネスをやる気になる方が難しいですが、マルチを通して「人脈が増えた」「継続的な収入を得られるようになった」「ビジネススキルが向上した」などいい体験をしている人もいます。
実はマルチ商法の市場規模は年間1兆円以上もある超巨大市場です。
なぜ世間的に嫌われているのにマルチ商法のビジネスにこれだけもの人が参戦するのか。
それにはもちろん理由があります。
月収100万以上稼げる可能性も
マルチ商法のビジネスはいろんな可能性を秘めています。
この可能性を手に入れたいからこそ、日々マルチのビジネスに参戦する人が絶えないのです。
特にマルチ商法で得られる事として、以下の点にメリットを感じる人は多いでしょう。
- 安定した不労所得
→働かなくても手に入る収入を得られる - 商品から得られる幸せ
→マルチ商法で扱う商品は健康系、美容系、サービス系など様々です。
働かなくても収入が入る仕組みがあるなら、今すぐ手に入れたいですよね。
マルチ商法は、商品をより多くの人に紹介活動していくことで、働かなくても収入が入る仕組みを作ることができます。
いわゆる「権利収入」です。
マルチ商法で毎月購入する商品を愛用しながらお金も稼げるなら、これに越したことはないでしょう。
しかし、マルチ商法で成功したいなら、自分に合ったマルチのビジネスを選ばないと、経済的、精神的に痛い目に遭ってしまいます。
痛い目には遭いたくないけど、マルチ商法で不労所得を稼いでみたい。
それなら、健全なマルチ商法のビジネスを選ぶことが大切です。
マルチ商法を始めるなら
不労所得を稼ぐなら、ねずみ講ではなくマルチ商法を始めましょう。
しかしご想像の通り、マルチ商法も世間的には嫌われています。
そんな中でもマルチのビジネスで本当に成功できるのでしょうか。考えてみましょう。
あなたがある商品のマルチ商法ビジネスをスタートさせたとして、誰を勧誘しますか?
すぐ頭に浮かぶのが、「家族」「友達」「知り合い」だけの場合、マルチ商法は始めないことをお勧めします。
答えは簡単。大切な家族や友達、知り合いを失う可能性があるからです。
あなたの身の回りの人でマルチ商法に免疫がある人はどれくらいいるでしょうか?
想像しても、ほとんど思いつかないのが普通です。
こんな状態の中、「不労所得を稼いでみたい」という思いだけで始めた多くの人が、気づいたら毎月の会員費や製品代を払うだけの「被害者」になっているのが現実です。
でも、何もしなくても毎月入ってくる権利収入の魅力は無視できない。
それなら、知り合いに迷惑をかけるリスクは回避して、知り合い以外の人に勧誘をしましょう。
知り合い以外の人に勧誘するなら「ネット集客」がベストです。
ネット集客では、こんなことが実現できます。
- 知り合いを勧誘する必要がない
- 人脈が尽きない
- マルチ商法に “興味のある人だけ” を集客できる
マルチの話を知り合いにすると、「それねずみ講じゃない?」と言われることもよくあります。
しかし、ネットからの勧誘なら、「興味あります!」と思ってくれる人が相手から来てくれるのです。
知り合いは誘いたくない、でもこっそりマルチ商法で権利収入を稼いでみたい。
そんな想いを持たれる方は、ぜひ以下のページからネット集客の仕組みの話を “知る” ところから始めていきましょう。